◆眠り薬「鎮静剤」が使えます。
「ウトウト」となり苦しさや不安が緩和します。
その日は運転ができないため、胃カメラは「使わない」、大腸カメラは「検査をしてみて苦しかったら使う」、を選ぶ方が多いのですが、不安な方や以前検査を受けて苦しかった方は「検査開始から使う」がお勧めです。
◆胃の検査は「鼻から」がお勧めです。
口と比べて鼻からは「おえっとならない」ので楽です。
鼻が狭くて通らない、もしくは鼻の痛みが辛い方が1割ほどおられますが、やってみないと分からないため、初めての方は「鼻からやってみて、鼻が痛いもしくは鼻を通過できない時は口から」がお勧めです。
ご希望に応じて、最初から口で行うことも可能です。
◆大腸の検査は「経験豊かな医師」が行います。
大腸検査の苦痛は検査医の技量に左右されます。
私は当クリニックのみならず、仙台市内の病院にある内視鏡センターで大腸検査の専門医として、20年間従事してきました。
他の病院で検査をして挿入が難しかった、もしくは苦痛がひどかった方の検査を担当しています。
◆ 胃カメラが「ハイビジョン」になり、より詳しい観察ができるようになりました。
旧型 | 新型 |
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◆「ズーム機能」による表面模様の観察で大腸ポリープの正確な診断をします。
◆内視鏡洗浄機、超音波洗浄機、高圧滅菌装置でカメラや付属品の消毒・滅菌を行い、厳格な感染対策をします。
◆炭酸ガスを利用して検査中のお腹の張りを軽減します。
◆自動送水装置により胃腸の汚れをしっかり洗い流して詳細な観察をします。
◆ファイリングシステムで撮影画像をデジタル保存して検査終了後、画像を観ていただきながら説明して画像を一部お渡します。
◆仙台市胃がん検診・胃部エックス線検査(バリウム検査)で要精査になった方は、当クリニックで胃カメラによる精密検査が受けられます。
◆仙台市胃がん検診・胃内視鏡検診(胃カメラ)を当クリニックで受けられます。
50歳以上の仙台市にお住まいの方は、胃内視鏡検査(胃カメラ)を2年に1回、公費で受けられます。
◆ヤマトグループの胃内視鏡検診を当クリニックで受けられます。
◆神戸製鋼胃内視鏡検診を当クリニックで受けられます。
◆仙台市・大腸がん検診(便潜血検査)で要精査になった方は、当クリニックで大腸カメラによる精密検査がうけられます。
◆細心の注意を払って病変をみつけることを心掛けています。
診断が難しい病変がみつかった時は、後ほど他の専門医に写真をみていただき適切な方針を決めます(単独ではなく複数の医師による診断)。
◆「真っ黒い便」がでたら、まずお電話で御相談ください。
胃や食道からの出血が疑われます。
当院の検査で十分なのか、高度医療機関で早急な検査が望ましいのかを判断するため、まず電話でお問い合わせください。
◆肛門から血が出た直後の場合、まずお電話で御相談ください。
通常の大腸検査は前日から色々な準備(前処置)が必要ですが、血がでた直後であれば前処置をせずに腸の出口付近を観ただけで、緊急の治療が必要かどうかを判定ができます。
来院前にお電話で御相談いただき、検査の検討をしましょう。
◆「お刺身を食べた直後から胃痛」のときは「アニサキス」という虫が原因かもしれません。
当日検査が可能であれば胃カメラでみつけて取り出します。
◆大腸ポリープを正しく評価して、適切な治療計画をたてます。
大腸ポリープは、切除不要(癌にならない)、カメラで切除すべき(いずれ癌になる、もしくは早期癌)、手術で切除すべき(進行癌)、の3つに分類されます。
ポリープの表面模様を詳しく観ることができるカメラで、これらを正しく区分します。
◆カメラで切除すべき大腸ポリープは、当院で日をあらためて日帰り切除ができます。
一方、高度医療機関での切除が望ましいポリープの時は、相応しい施設に御紹介します。